2012/07/23
ダイニングルームからリビングルーム(応接室)を見た写真です。
2階から隣接する付属邸が見えます。
付属邸の向こうの森は「京都御所」。
「京都御所」の東隣に「新島旧邸」があります。
学生だった頃に、八重の回想を読んだ(ちょっとですが)中に
新島譲は、2階から「凧揚げ」をして遊んだ・・・とありました。
もしかしたら、新島先生、御所に向かって凧揚げ・・・
1階ベランダから見た書斎です。
左上に見えるのが、セントラルヒーティングの煙突!
明治11年に、既にセントラルヒーティングを導入しています。
付属邸から見た「新島旧邸」
渡り廊下からつながる出入り口は、お台所の勝手口です。
今回、写真がありませんが、
お台所は、全面床張り(フローリング)の上に、
流しや鉄製オーブンを備えた現代風の造りとなっています。
(水道の代わりに、床張りをくりぬいた井戸があります。)
当時は、「通り庭」と呼ぶ、
玄関から奥まで続く土間の途中に、
カマドや流しがある台所が普通だったと思います。
建物の構造は、真壁造りの和風建築ですが、
意匠や設備はアメリカンハウスに倣い、
平面プランは、現代の住宅に近いものを感じました。