2014/11/07
玄関ホール天井の改装工事をさせていただきました。
照明器具を取り付ける網代天井(「あじろてんじょう」と読みます。)の前後を
格天井(「ごうてんじょう」と読みます。)としました。
格天井は(名前の通り)
木枠を格子に組み、各枡目の中に杉や欅の板を張ります。
通常の和室天井は、
「中杢」(「なかもく」と読みます。)といって
流れるような木目の板をよく張りますが
格天井では、
「根杢」(「ねもく」と読みます。)といわれる
モクモクとした複雑な木目が好まれます。
安価に仕上げる為、
ベニアにプリントした物や
薄くスライスしたシート状の木をベニアに貼った物が
使われていたりしますが
原木を製材加工した1枚物の杉板を使っています。
昔からの当社のファンの方々(比較的ご年配)が好きな工事です。